信仰―法話コーナー


法話

チェンジ【2009年3月の法話】

昨年の秋ごろから日本の景気が悪くなり始めました。丁度の頃から、テレビや新聞を見れば、「オバマ」、「オバマ」なにかにつけて「オバマ」です。

先日、オバマ大統領が誕生しました。その時はニュースなどでかなり盛り上がってました。まるでオバマさんが日本の大統領になったみたいでした。

肝心な日本の首相は、連日ここが悪い、あそこが悪いと、槍玉にあがってます。これが日本の景気が好調で、オバマ大統領がアメリカの大統領でなかったら、これだけ大きな問題にはなってなかったでしょう。たまたま時期が重なった観は否めませんが、やはり日本全体でこうゆう悪い状況を変えたい「チェンジ」を望んでいるのだと思います。

しかし、この状態を簡単に変えるのは難しいと誰もがわかってるから救世主を望んでいます。例えそれが、他国の大統領だとしても、その勢いをかりて元気になりたいと望んでいるのだと思います。

人は皆不安の中生きています。何かに頼りたいと思っています。先日、ある店の人と話した時「正月宮島は例年通りの人だったが、財布の紐は固かった。」と聞きました。大聖院も例年通りの人手だったと思います。世の中不景気だといいますが祈祷を申し込む方は例年通りだったと思います。

やはりこんな時代だから、「これ以上悪くなりたくない。」と強く思うのでしょう。私は小心者で、怪我などよくしてしまうので、厄除けには気を使っています。ただ、厄除け祈願をしてるから今年は悪くないと、過信していると痛い目に遭います。やはり大切なのは、心掛けと感謝だと思います。

むかし、ある高僧が「すべての基は、心から起こる」と云われました。
悪い何かを変えるなら、まず自分の心掛けに気をつけて、誰かに変えてもらったり、他人の心が変わるのを待つのではなく、心掛けをきちんとして自分から変わることが大事な一歩だと思います。
今年の干支の牛の様に、歩みは遅くとも一歩一歩確実に進めば道は開けると思います。

(福島範道)



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