信仰―法話コーナー


法話

弥山不動会【2008年10月の法話】

 大聖院では毎月様々な行事を行っています。一日の御参り、十五日の三鬼大権現功徳日、二十一日の弘法大師御影供、二十四日の水子地蔵功徳日、二十七日の詠唱会。そして二十八日の不動明王功徳日。

この不動明王功徳日には弥山にて弥山不動会を、開催しています。行事の流れとしては、まず十時に参加の皆さんが集まり般若心経を、写経します。次に護摩木を申し込み、それまでに申し込んで頂いた護摩木とあわせ、霊火堂で護摩法を用い消えずの火にて、焚き上げ、祈願します。

その後、皆さんで弥山三鬼堂に御参りをし、御祈願をしてからお堂周りの掃除等を行って、最後にお昼の、おせったいを頂きます。

いつもは主に担当の者が弥山に上がり不動会を行っているのですが、今年八月は縁あって私がこの行事を勤めさせて頂くことになりました。

初めてという事で少し戸惑うこともありましたが、不動会の皆さんの支えもあり、なんとか無事に行事を終える事ができました。また、観光に来られた一般の方々も何名か行事に参加して頂き、一緒にお勤めができた事をとても嬉しく感じております。

今日の弥山不動会を思い返せば、行事を進めていく最中に感じた事があります。それはお大師様が求聞持をされ、護摩を焚いたとされたこの弥山で、私も同じ様に護摩を焚かせて頂いているのだという事。数年前の私では想像も出来なかった経験をさせて頂いている事に感謝の気持ちで一杯になりました。

高野山奥の院にて今もなお私達を見守って下さっているお大師様。そのお膝元で大学時代を過ごし、奥の院に参った日々に重ね、お大師様の開創された大聖院に勤めているという現在。

私の向う先々でお大師様の足跡があるというご縁を改めて実感した今、これまで以上にこのご縁を大切にして今後も勤めて行きたいと思っております。

これから先またご縁があればこの行事を担当させて頂きたいと思います。皆さんも是非、不動会に御参加下さい。共にお勤めをし、宮島弥山にて祈りを捧げましょう。

(虻川義照)



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